自分の車に乗ったまま融資が受けられる金融サービスって?
『乗ったまま融資』とは『使用しながら融資』の意味
乗ったまま借りられると聞くと、ドライブスルーのように借り入れを通過するシステムと勘違いする人もいますが、乗ったままというのは車を担保に入れて引き続き乗り続けられるという意味です。
急にお金に困った時など、車を担保にすることで融資が受けられるため便利です。
預ける?乗ったまま?どっちがお得?
車金融から融資を受ける際には、担保にする車を業者に預け融資を受けるという方法、そして車を使用し続けながら融資を受けるという方法があります。
車を預けて融資を受ける方法の方が融資額は大きくなる傾向がありますが、普段通勤に車を使用している人や介護などで車が日常必要不可欠と言う場合は乗ったまま融資を受けるほうが良いでしょう。
事前調査してから申し込みを行う方が良い
自分が担保にしたい車にどのくらいの価値があるのかは、インターネットなどを利用して査定額を調べてみましょう。
短時間で査定額を知ることができる一括審査もあります。
ある程度自分の車の価値を把握してから申し込みをしないと、手慣れた業者に足元を見られてしまう場合もあるかもしれません。
そして現状では長期的な契約よりも1年以内の短契約の返済プランが多いということも踏まえて検討しましょう。
乗ったまま融資を利用することのメリットとは
消費者金融でお金を借りようと思えば、収入や職業、他社からの借り入れ件数やその総額などを申告し、それに基づいた審査が行われます。
しかし乗ったまま融資などの車金融は、車を担保に入れるため消費者金融で借り入れする際に行われる審査がなく、他社から融資を受けていたとしても関係ない場合がほとんどのようです。
消費者金融の審査に落ちてしまって借り入れができない人、過去に金融事故を起こしてしまいブラック扱いを受けている人などでも利用が可能です。
そして返済が滞ってしまわなければ車を失うということにならないため、内緒で融資が受けられて、人にバレにくいです。
逆に乗ったまま融資を利用するデメリットもある
しかし融資を受けられる額は、車の査定額のうち3割から6割程度である場合がほとんどのようです。
また、毎月に返済額にレンタル代や手数料が加算されます。
返済が遅れてしまった場合には担保にしている車が持っていかれます。これは弁済ローンが残っていたとしても関係ありません。
中には悪徳な違法業者も存在しますので注意も必要ですし、ローンが残ったまま車を持っていかれてしまった場合、多重債務になってしまうことが問題視されています。
どうしても利用したい場合は、悪徳な業者に引っ掛からないように信用できる業者を選んで利用するようにしましょう。