お金を貸してくれるのは金融会社だけじゃない?!実は便利な『質屋』の魅力とは
質屋に品物を出したらもう手放さなくてはいけない?それはウソです
自分が大切にしているブランド品や貴金属。質屋に持っていったらお金と引き換えにもう戻ってこない・・・なんてことはありません。
あくまでも質屋ではその品物を担保にしてお金を借りるというシステムを取っています。
しっかりと定められた期間の内に、返済することで預けた品物は戻してもらえます。
もしも返済が遅れたらどうなる?
例えば金融会社からキャッシングをした場合、一定期間ごとに借りた元金と利息を返済していくようになります。
そしてもしも返済が遅れれば当然のように、金融会社からは催促の連絡があります。その返済が遅れた分については遅延損害金も発生します。
しかもそれだけでなく、信用情報機関にも返済履歴としてその情報が登録されてしまい、その後の新規の取引や増額などが厳しくなることもあります。
しかし質屋の場合は、取り立てなど返済を請求する行為はありません。
担保として質屋が預かっている品は質屋の所有物になって取引が終了するシステムになっています。
これを一般用語では『質屋に流れる』という言い方をします。
よく『質流れ品』としてイベント販売されているものがありますが、これこそが返済せずにそのまま質屋の手元に残ったものです。
質屋を利用した人には返済義務がありませんし、遅延利息なども当然付きません。
質屋で融資を受ける時は面倒な審査がない
通常、キャッシングを利用する場合に申し込みをすれば、その人に返済能力があるかなど信用力についての審査があります。
しかし質屋にはこういった審査がありません。
18歳以上であれば、身分証明書を提示するだけで借り入れができるシステムになっています。
逆に言うと、どんなに信用が高い人であっても担保価値で融資の範囲が決まってしまいます。たくさん収入があって安定した職に就いているのに!とアピールしたところで多く融資を受けることはできません。
質屋の融資の額はとっても合理的
キャッシングの怖いところは、つい多めに借り過ぎてしまうところです。
しっかりとした返済意識を持って、計画を立てて利用することが必要になります。
質屋の場合は、預けるために持っていった品物の価値に見合う金額までの融資になります。
ですから借り過ぎるという心配がないため、合理的なシステムと言えます。
逆に言うと、大きな額の融資を希望する場合で手元にそれなりの価値のあるものがない場合は質屋の利用は不向きと言えます。
信用情報機関などは関係がないので、利用履歴が他に漏れることがない
金融会社でのキャッシングを利用すれば、その人の情報は信用情報機関を通じて他の金融会社と共有されることになります。
しかし質屋の場合は、店舗ごとの管理となります。他の店や他の業者に個人情報や利用履歴などが漏れるという心配がありません。