キャッシングを利用する前にまず一読!事前に抑えるべき心得とは
キャッシングは上手に利用しないと危険な存在になることも
「借りたものは返す」これは当たり前のことですが、この当たり前のことができなくなってしまい、自転車操業になったり、しまいには任意整理や自己破産という道へと繋がる結果になる場合もあります。
今ではそういった事態を防ぐために、法律も新しく改正されて『総量規制』というものもありますが、それでも借金の事故をおこしてしまう人は後をたちません。
借金の事故をおこすことなく、正しく便利にキャッシングを利用するには、まずいくつかの心得を抑えておきましょう。
キャッシングは自分の生活をサポートするサポーター
消費税が上がったり、給料が下がったり、期待していたボーナスが出なかったり・・・、景気は回復したと言われているのに実情私たちの生活は苦しいままと感じる人も多くいます。
削れるところは削って、節約生活は続けているのにもかかわらず、多少の現金が日々の生活で不足気味になっているのは仕方のないことかもしれません。
そんな時に助けてくれるのがキャッシングの存在です。
キャッシングは贅沢をするためのものではなく、雇用や収入が安定しない状況の中で助けてくれるいわばサポーターだということを忘れずにいましょう。
キャッシングの限度額は自分の貯金と勘違いをしない
キャッシングの申し込みをして審査を通過すれば、ここまでの枠内ならいつでも借り入れができますよという状態になります。それが限度額ですが、キャッシングの怖いところはこの限度額を自分のお金と勘違いしてしまうことです。
いつでも引き出せるから・・・と気軽に使ってしまうと借金の額はどんどん増えていきます。
自分が今いくら借り入れをしているかを正確に把握する
複数の金融業者のキャッシングを利用している人に多いのが、実際に今自分がいくら借り入れをしているのかが認識できていないということです。
確かに場合によっては一社だけのキャッシングではおさまらず、複数の金融業者から借り入れをしてしまうこともあるでしょう。
しかし大事なのは総額でいくら借り入れがあるかを把握することです。
毎月の返済額が、自分の月収の約2割を超えていたらそれは危険信号だと思いましょう。
絶対に危ない業者からは借り入れをしない
大手の消費者金融などではなく、登録をしていないいわゆるヤミ金と呼ばれるような業者から借り入れは絶対しないことです。
消費者金融に申し込んだけど審査が通らないから・・・と手を出してしまうと、うっかりでは済みません。
取りかえしのつかないことになる前に、支払いなどが多すぎてどうにもならない場合は、各市町村が設置している消費生活相談センターや法テラスなどで相談し、新たな解決策を見つけるようにしましょう。
キャッシングを利用するからには誠意を持って行動を
もちろん借りたお金は返す必要があります。しかし万が一、返済に間に合わないと言う場合は事前に金融業者に連絡して誠意を見せるようにしましょう。
遅延損害金などはしっかり取られてしまいますが、それでも何も連絡しないよりはるかに対応が違ってきます。