もしかしてこれってヤミ金融？被害に合わないために
ヤミ金融からキャッシングするのは地獄の始まり
大手の消費者金融系のキャッシングを利用する場合、計画的に賢く利用すれば家計の助けにもなって大変便利です。
万が一、返済が滞ってしまった場合も生活を脅かす催促方法など違法な取り立てなどはされません。
できればそういった安心できる大手の消費者金融のキャッシングを利用したいけど、審査に通らない、だけどお金が必要だから・・・とついヤミ金融に手を出してしまうと後でとんでもない目に合います。
どんなに困っても、ヤミ金融からは融資を受けないようにしましょう。
ヤミ金融とは
良く耳にする『ヤミ金融』というものは危険なものということはわかりますが、その実態は出資法に違反して高い利息で融資を行う人や、賃金業登録を行わないまま賃金業を営業する人のことです。
絶対電話してはダメ『090金融』
よく電信柱などに張り付けてある広告に、携帯番号だけ載せている金融業者のものがあります。
これこそが090金融と言われるヤミ金融業者の広告です。
「50万円まで可能」「ブラックでもＯＫ」などと甘い言葉で誘っておいて、実際申し込みがあった場合は1万円から10万円ほどの小口を1週間や1カ月ほど短期で融資します。
店舗もなく、他人名義の携帯や口座を利用して融資を行うので実態をとらえるのが非常に困難な金融業者です。
事業者の人は要注意『システム金融』
事業者相手に、手形や小切手など担保にして事業資金の融資をおこなう業者がシステム金融です。
融資した金額には高額な利息が上乗せされ、その分の手形や小切手を振り出させます。
事業者にとっては手形や小切手が不渡りになることはもっとも恐れること。その心理を利用して高金利を支払わせる手口を使います。
勧誘方法としては電話やＦＡＸを通じて直接事業者に連絡してきます。
いくつかの業者がグループになり組織的に融資をするようです。
Ａ業者が融資を行って、Ａ業者がＢ業者に融資をした人を紹介し、返済期日を見計らってさらに別の業者がまた勧誘連絡をするというようにどんどん新しく借り入れをさせようとします。
この車の担保でこれだけしか融資されない？『車金融』
名称どおりに車を担保にして融資を行う業者が車金融です。
貸付という言葉ではなく、リース料や保管料という名目で取引をさせ請求されますが、実態は利息を含めた貸付分の返済です。
金利は違法な利率を付けてきますし、融資される金額のほうが担保になる自動車よりかなり低く、もしも返済が遅れれば即車を引き揚げて転売します。
返済が遅れてなくても車を転売することが目的の業者もいて、強引に引き上げたり自動車の鍵を取り上げて勝手に持ち去ってしまう業者もあります。
ヤミ金融は日々進化している
テレビやメディアでも取り上げられることが多くなり、犯罪の手口はどんどん進化しているのが現状です。
他にも様々な手口を使って融資を行おうとします。
一度関わると次々に同じような業者から勧誘の連絡がかかってきたり、取り返しのつかないことにもなりかねません。
どんなに困ってもヤミ金融には手を出さないようにし、公的な債務相談ができる場所を利用するなどして解決するようにしましょう。
