絶対なりたくない多重債務者の特徴
どうして多重債務者になるのか、その特徴とは
あちこちの金融会社からキャッシングをして借り入れた金額が膨大に膨らんでしまい、返済することが困難な状況に陥ってる人、それが多重債務者です。
この多重債務者の特徴にはいくつかパターンがあります。
多重債務者になると結論として返済ができにくくなり、よほどの好展開でもない限りは債務整理をして借金の減額などを申し出るか、自己破産をするかという選択肢に迫られることになります。
キャッシングの返済にキャッシングを利用する自転車操業を行っている人
キャッシングを無計画に行ってしまった場合、手当り次第にキャッシングを繰り返したことで月々の返済が困難な状況になります。
それによって約束の期日を過ぎても返済が行われなれば、金融会社から催促の連絡が来たり自宅に督促状が届いたりと支払に追われるようになります。
そうなる前になんとか手を打とうと、今度は別の金融会社へキャッシングの申し込みを行うようになります。そして返済へと充てるということを繰り返せば、キャッシングの額は膨らみ利用する金融機関の数も増えます。
これが自転車操業です。
今は総量規制などがあり、年収の3分の1を超える金額は借り入れをすることができなくなりましたが、それでも自転車操業を行う人は個人や総量規制に引っかからない金融(無登録の業者)から借り入れを行おうとします。
収入が減った埋め合わせを行うためにキャッシングを利用している人
不況の波は一般家庭にしわ寄せが来ます。
これまで順調に貰っていたはずのボーナスがなくなったり、給料がカットされることになれば予定していた支払ができないという直面に立たされます。
それだけならまだしも、リストラなどで職を失ってしまえば次の仕事が決まるまで一時的に大きなお金が必要になります。
生活費としてキャッシングで不足分を補うことは決して悪いことではありません。しかしこれは返済能力があってこその話です。
収入が減ったり無い状態でキャッシングを行えば、最初はよくても段々と返済することも次に借り入れを行うことも厳しくなることは見えています。
甘い広告の罠に引っかかって悪徳業者で借り入れをしてしまった人
よくスポーツ新聞など新聞広告の折込や雑誌などで広告を出している聞いたこともない金融業者を見かけます。
「どんな人でも借入OK!」「ブラックでも貸します!」「複数社の借入を低利一本化!」などと利用者から見れば、おいしいと思える広告を出している金融業者は悪徳業者であることがほとんどです。
大手などで借り入れができなかった場合など、こういった悪徳業者から借り入れしてしまうと借金が一気に膨れ上がってしまいます。
多重債務者の特徴に心あたりがある場合は・・・
多重債務についての相談を行っている市町村などの生活相談センターや法テラスを利用したり、問い合わせをしてみましょう。
悪徳業者などに引っかかってしまうと、弁護士などが間に入っても解決に至らない場合もありますので決して手を出さないこと。
最悪の状況になるまでにまず相談するようにしましょう。