独身だと既婚者よりもキャッシング審査が不利になる?
申し込みをした人のあてはまるグループかが重要
申し込みをした人に融資をして良いかの判断は、その人に返済能力があるのかを様々な項目から判断します。
申し込みがあった人が信用できる人かどうか、というよりもその人が所属するグループによって判断されるといったほうが良いでしょう。グループというのはいわゆる人物像のことです。
例えば、『中小企業に勤務する30代の既婚男性』という一つのくくりのようなもの。
どのグループにあてはまる人が一番貸し倒れになる確率が高いのか、またはしっかりと返済する優良客が多いのかなどを膨大な顧客データにより算出しています。
そのため、それぞれの項目というよりも全体的な属性で与信枠が算出されます。
既婚者か独身かはなぜ問われるのか
その人が既婚者であることは、独身の人よりも高評価になります。
既婚者ということは、家庭を持っていることですからそれなりの収入があると判断されること、また立場上貸し倒れになりにくい傾向があることがその理由です。
ただし、生活費や子供がいる場合は養育費もかかります。それに合わせて負担が大きい住宅ローンなどを組んでいる場合は返済能力に不安があると判断される場合もあります。
未婚だから信用がないわけではない
社会的信用が高いのは既婚者です。一方、独身の人は信用がないのかというとそうではありません。
確かに既婚者ほど社会的信用はないでしょうが、毎月ある収入を自分のために自由に使えるという部分でしっかりと返済できると判断されます。
ただし一人暮らしの独身者の場合は、連絡がつかなくなるのではないかと判断されたり、家賃など負担も発生するため警戒されることもあります。
家族と同居の場合は経済的負担が少なく、既婚者以上の評価を得られる可能性があります。
独身は独身でも離婚して独身の場合は?
既婚、独身以外に離婚というカテゴリーがありますが、離婚者の場合は未婚者より低く評価されてしまいがちです。
養っている子供がいると、養育費が発生するため家計の負担が大きくなると判断されるからです。
キャッシングの審査はあくまでも総合評価
既婚者じゃないから・・・と卑屈になることは全くありません。
もしも一人暮らしの未婚者や離婚者だとしても、他の項目で高い評価を得ることができれば問題ないからです。
もしも持ち家だとしたら賃貸住宅に住んでいる人よりも評価が高くなります。賃貸住宅だとしても居住年数が長ければ長いほど審査には有利です。
他にもその人の勤務先や職種、勤続年数など色々な項目から判断されますからあまり既婚者か独身かにこだわる必要はないでしょう。
全体的な属性が低いのなら、審査基準の低めの消費者金融で申し込みをするほうが審査に通りやすいでしょう。