外国人がキャッシング申し込みを希望する場合、必要な条件は?
外国人でもキャッシングの申し込みはできるのか
外国人でも日本の金融会社でキャッシングの申し込みはできるのか、と不安に感じる人もいるかもしれませんが、明確にそれを理由に受け付けをしない消費者金融や銀行は見かけません。
ただし、審査の内容は日本人と同じように勤務先、勤続年数、雇用形態、年収など同様に見られるはずです。
申し込みをするために必要になる条件がある
外国人がキャッシングの申し込みをする場合、永住許可を持っているかどうか聞かれる場合があります。申し込みの受け付けをするにあたって、基本的に永住許可を必要としている金融会社もあります。
永住許可がなければ絶対にキャッシング申し込みはできない?
もしも永住許可がない場合は、外国人登録証を持っているかどうかを聞かれる場合があります。
永住許可がなくても外国人登録証を持っていて、日本語の規約を理解できれば申し込み可能の金融会社もあります。
ただし、審査により可決にならない可能性もあります。
外国人登録証とは
日本に連続して90日以上滞在している外国人が所持する登録証で、居住している市区町村で交付されます。
外国人登録証の内容としては、氏名、生年月日、国籍、出生地、在留資格、期間、パスポート番号などの個人情報が載っています。
もし海外に在住している場合でもキャッシングはできるのか
逆に海外在住の日本人はキャッシング申し込みが可能なのかというと、申し込みをするためには日本に住んでいることが条件になります。
毎月返済日があり、日本での固定住所を登録するため一時的に日本に住んでいる場合は申し込みができない場合が多いでしょう。
決まった住所がない、固定電話がない場合は?
住所不定で固定電話を持っていない場合のキャッシング申し込みはほぼ無理でしょう。
たとえ収入が証明できても、現住所の確認が取れない場合、もしもの場合に連絡が付かないと貸す側としてはリスクが大きくなります。
ただし、住所はあるけど固定電話はなく、携帯電話を持っているなら大丈夫という金融会社はあります。
外国人がキャッシング申し込みをする時の必要書類
金融会社によって必要書類が多少違いますが、おおまかに次のような書類が必要です。
・身分証明書
・パスポート
・外国人登録証明書
・在留カード
・特別永住者証明書
この全てが必要というわけではないので、申し込む金融会社に問い合わせて確認する必要があります。
外国人は審査に通りにくい?
実際のところ、銀行のカードローンと比較した場合は消費者金融のほうが審査に通りやすいと言われています。
外国人の場合だとチェックが厳しくなる傾向にあるからです。
ただし、安定した収入があって上記のような必要書類がしっかり準備できるのであれば審査に通る可能性はあります。