減額されてしまった限度額・・・元に戻すことは可能？
なぜ限度額を減額されてしまったのか？
キャッシングの契約において、利用する人がどのくらい信用度が高いのか、返済能力などに応じて設定されるのが利用可能限度額です。
一度利用限度額が決まれば、その先ずっといつでもその枠内でキャッシング利用が可能になると思ってしまいがちですが、実は一方的に一度決まった限度額を減らされてしまうことがあります。
信用情報が変われば限度額も変わる
限度額は利用する人の信用情報を元にして決定されるものなので、信用情報に変化があった場合は当然限度額も変わる可能性があります。
信用情報に変化があるケースとは、例えば急なリストラなどで仕事を辞めてしまった場合、配偶者貸付を利用していたのに離婚して独りになった場合など、申し込みをして審査を受けた時と状況が変わったケースです。
状況が変わったことを自分から報告していなかったとしても、例えば別のキャッシング会社などに新規で申し込みを行って審査を受けた場合など、その時の内容が信用情報機関に登録されます。
賃金業者を利用している場合の総量規制にも注意が必要
いくつかの消費者金融からのキャッシング利用をしている場合は、借入総額にも注意する必要があります。
年収の3分の1を超える借り入れになってしまった場合、総量規制を超えることになるため過剰貸付にあたるため限度額を減らされる可能性があります。
過剰貸付でも審査に通る？
貸金業者ですでに年収の3分の1の借り入れを行っている場合は、まずそれ以上の借り入れをすることは無理でしょう。
しかし金融会社によっては、総量規制の捉え方が若干異なります。
限度額を基準にするのか、それとも実際に借り入れしている金額を基準にするかによって数字に差が出ることがあります。
ですから総量規制を超えているのに契約ができた！という場合もあるかもしれませんが、すでに契約していた金融会社が新規に申し込みを行った金融会社と基準にする数字が違う場合は減額されることがあります。
減らされた限度額を元に戻す方法はあるのか
減額された原因が何かにもよりますが、総量規制が原因で減額されてしまった場合は借入総額が減った時、もしくは他社で設定されている限度額を減らすことで元の状態に戻すことができます。
しかしすぐに元に戻るというわけではありません。
キャッシングの利用状況は、信用情報機関にリアルタイムで登録されています。
しかしその信用情報をいつも確認しているわけではありません。
次の与信審査が行われた時に元に戻る可能性はあるかもしれませんが、なるべく早く対応してもらうことを希望する場合は直接キャッシング会社に連絡してみましょう。
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