自分以外の家族がどこでキャッシングしているかなど知ることは可能?
どうして家族に内緒でキャッシングをするのか
キャッシングの申し込みをする時に希望することで多いのは、『家族に内緒で借り入れがしたい』ということからもわかるように、こっそり借金をしている人も多くいます。
どうしても必要に迫られて借り入れをしたのならまだしも、豪遊やギャンブルといった理由でキャッシングをした場合は家族にも影響を及ぼすことにもなりかねません。
家族に内緒でキャッシングをする理由は人それぞれですが、そういった後ろめたさのある理由の場合は危険です。
借り入れをした本人以外に請求はされないけれど・・・
キャッシングは個人で契約するものです。もしも借り入れした本人が返済できなくなったとして、その家族が代わりに返済する必要はありません。
しかし生計を共にしている家族の場合、他の家族に与える影響が出てきます。
例えば将来設計が狂ってしまうことになったり、または返済できないことで泣きついてくるとも考えられなくもありません。
私以外の家族が内緒でしている借金、あるのかないのか知りたい!
実際に借り入れをしているのかどうかを本人に聞いても教えてもらえない場合がほとんどでしょう。
その場合は、キャッシング会社へ開示請求することで正確な内容を知ることができます。
しかし個人で契約しているということからも、本人からの請求があったわけでもないのに無断で情報を開示することは個人情報保護法で禁止されています。そういった理由から、本人が同意しているという委任状が必要です。
開示請求に必要になる書類について
キャッシング会社の場合だと、個人情報開示請求書と申請者の確認書類、そしてキャッシングしている本人の委任状と印鑑証明書が必要になります。
本人が承諾するわけはないし内緒で開示請求したい!と考える場合も多いでしょうが、こっそり書類を送ったとしてもキャッシング会社から本人に事実確認がありますので内緒で行えないようになっています。
もしくは信用情報機関へ開示請求する
借り入れ状況はキャッシング会社でなくても登録されている信用情報機関で知ることもできます。
キャッシングの申し込みが行われると、利用したキャッシング会社が加盟している信用情報機関へ申し込み時の情報やその後の取引情報など登録されます。
今その人がどのくらい借り入れしているか、その総額や件数、返済状況などが記録されます。
ですから信用情報を確認することで借入状況を知ることができます。
信用情報機関の種類
キャッシング会社が加盟している信用情報機関は次のとおりです。
・株式会社日本信用情報機構(JICC)
・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
これらのどれかに加盟することが義務付けられています。
消費者金融はJICC、クレジット会社CIC、銀行はKSCに加盟していることがほとんどです。
利用していると考えられるキャッシング会社を一社ずつ問い合わせしなくても、全てを把握することが可能です。しかしこちらも本人の委任状が必要なので、同意を得てから問い合わせるようにする必要があります。
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