キャッシング審査に落ちた理由は教えてもらえるの?
担当したオペレーターに尋ねれば教えてもらえるのか
キャッシングの申し込みをしたのに審査に落ちてしまった場合、誰でもなぜ審査に通らなかったのかを知りたいと思うものです。
しかし、実際になぜ審査に落ちたのか明確な理由を問い合わせたところで教えてもらえません。
申し込みを行った時に担当してくれたオペレーターはあくまでも受付を行う人です。
審査の詳しい中身までは知り得ていないことが多いのですが、その理由として審査を行う際にスコアリングが採用されていることが多いことがあげられます。
最初の仮審査は『スコアリング』による判断
申し込みを行う時に、様々な項目について申告する必要があります。自分の名前、生年月日、住所、居住形態、勤務先、勤務年数、年収、他社借入の有無など様々な項目について答える必要があります。
スコアリングはこの申請のあった内容を数値化し、その合計点数によって貸し付けが可能かどうかを判断する方法です。
様々な申込項目の中でも、気をつけたい項目は次の項目です。
安定した職業かどうか
キャッシング申し込みで重要視されるのは今ある年収より将来に対する返済能力があるかどうかです。
自営業者などで一時的に年収が高い人よりも、公務員や安定している大手企業に勤務していて収入が継続的にある人のほうが高い評価を得られるでしょう。
パートやアルバイトで生計を立てている人よりも会社員のほうが評価が高いですし、自営業者よりはパート勤務の人のほうが評価は高いです。
今の状況よりも将来性があるかどうかで判断している傾向があります。
健康保険証の種類
勤務先に共通する項目になりますが、健康保険証の種類によって評価が変わります。
共済組合保険、社会保険の場合は国民健康保険よりも評価が上がります。
ただし公務員や大手企業の会社員で社会保険を所持していたとしても、信用情報に傷が多い場合や実際の年収と見合っていない金額の融資を申し込んだ場合は審査に通過するとは言い切れません。
住まいはアパート?持家?
勤務先の評価が低いとしても他の項目で挽回できることがあります。
会社員よりもパートやアルバイト勤務の人は評価が下がりますが、親と同居していてその親名義の持家で生活している場合は居住形態の項目で高い評価が得られます。
家族と同居している独身者の場合、自分で使用できるお金が多いと判断されることや家賃などが必要ありません。また、家族と住んでいることで周囲に迷惑がかけられないので返済をしっかり行うと考えられます。
逆にパートやアルバイト勤務で、アパートなどに一人で暮らしているという人の場合は貸し倒れするリスクが高いと判断されてしまうので審査に通りにくくなる傾向があります。
いずれもコンピュータ判断なので確実ではない
スコアリングはあくまでもコンピュータに判断を任せる方法です。仮審査をスコアリングで行い、本審査を人の手によって行うことが多いようです。
もしもスコアリングで審査に通過できなかったとしても、その理由はやはり教えてもらえません。
どうしても理由が知りたい場合は、申告した内容にキャッシング会社が不安を感じる要因はなかったか、再度確認してみましょう。
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