キャッシングや借金問題の相談窓口とはどこ？
キャッシングのことで相談したいところがあるけれど・・・
キャッシングについて聞きたいことがあるという場合や、いくつか借り入れをしてしまい、このままだと返済が滞納して払えなくなってしまうかも・・・という困った事態になっている場合、どこに相談したい。だけどどこに聞けばいいのかわからないこともあるでしょう。
そういった場合はしっかりとした知識を得るため、そして解決するためにも、次のような公共機関を利用してみましょう。
消費生活センター（国民生活センター）
キャッシングなど借金の利用以外にも、商品やサービスなど消費生活の全般についての苦情や問い合わせなども受け付けているところです。
悪徳商法に引っかかってしまったという場合でも相談に応じて貰えますし、クレジットがかさんで多重債務に陥ってしまったという場合でも相談に応じて貰えます。
全国各地の市町村役場やコミュティーセンターなどが受付窓口として設けられているため足を運びやすいというメリットがあります。
それでも足を運ぶことに抵抗がある場合、前段階の第一歩として開設された消費者ホットラインという電話窓口で相談することもできます。
その時に名前や住所、電話番号、性別や年齢、職業などは尋ねられますが個人情報はしっかりと守られますので安心できます。
それから実際伺って、担当の司法書士や弁護士が無料相談に応じてくれるという流れになります。
実際多重債務など借金問題での相談件数はとても多いため、日程や時間帯によっては予約がとりにくい場合もあります。
法テラス（日本司法支援センター）
法テラスも消費生活センターと同じように電話やメールなどで相談窓口として受付があります。
司法書士や弁護士が同じく当番制で対応していますが、消費生活センターとの違いは多重債務の窓口という形ではなく法律に関する色々な相談を受け付けているという点です。
たまたま空きがある日に予約を取ってしまうと、相談内容がその日担当している司法書士や弁護士などの得意な分野でなかったということになり、的確な回答が得られない場合もあります。
自分が借金で悩んでいてその解決策を知りたい旨をしっかり電話で伝えましょう。
そしてキャッシング関係や借金問題に詳しい司法書士や弁護士が担当している日に予約を取れないかを確認してみましょう。
地方によって対応が若干違ってきますが、事前に伝えられることは伝えておいたほうが良いでしょう。
相談は30分ですが無料で行ってもらえます。
ＪＣＣＯ（公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会）
キャッシングやクレジットを利用したことで多重債務に陥ってしまった人たちに、公正かつ中立な立場でカウンセリングを行ってくれます。
こちらもやはり電話相談を受け付けていて、多重債務ほっとラインというものがあります。
そこでそのまま電話相談をするか、実際に行ってカウンセリングを受けるという形になります。
もし任意整理などが必要な場合は、協会が無料で行ってくれることがメリットでしょう。
任意整理での解決が難しい場合は、個人再生や自己破産ということになりますのでその場合は弁護士会などを紹介してくれます。
こちらは担当した弁護士に費用を払うという形になるようです。
