派遣社員がキャッシング申し込みの審査で有利になる条件とは?
派遣社員など非正規労働者にも優しいキャッシングサービスもある
急な出費の救世主になるキャッシング。利用したいけど派遣社員だと申し込んでも却下されるのでは・・・と諦めなくても大丈夫です。
現代の日本では派遣社員だけでなく、パートやアルバイトという雇用形態で働く人が年々増えています。
こういった非正規労働者でも利用できるキャッシングサービスもあり、審査なども以前より柔軟な対応で行われています。
ただし審査は正社員より厳しくなる
派遣社員でも借りられないことはありませんが、正社員よりも審査が不利だということには変わりはありません。
実際正社員が無期雇用であることに対して、パートやアルバイトは有期雇用です。
契約期間が終了すれば契約更新がされない限りそこで終了なので、正社員よりも将来的にみて不安定だと判断されやすい特徴があります。
これに対して派遣社員は無期雇用や有期雇用のどちらにも該当しません。
派遣社員はあくまでも派遣会社の社員です。契約も派遣先の会社と派遣会社の間で行われるため、派遣先がこの人には適性がないと判断すればすぐにでも別の派遣社員と入れ替えるよう派遣会社へ申し出ることができます。
そうなれば当然派遣社員は仕事を失ってしまうことになりますが、これは違法ではないため、将来的に不安定だと判断されやすい雇用形態なのです。
健康保険の種類が『社会保険』の場合は有利になることも
キャッシングの申し込みをした時に、属性項目として健康保険の種類を問われます。
この時に審査に有利になるのは、共済保険、組合保険、社会保険ですが、非正規労働者の多くの人は国民健康保険である場合がほとんどです。
しかし派遣社員やパート、アルバイトであってもある一定の勤務時間働いている場合など、組合保険や社会保険に加入している場合もあります。
そうなると正社員に近い扱いとして審査され、有利になる場合もあります。
過去にキャッシングを利用したことがある場合のほうが有利
意外かもしれませんが、これまで一度もキャッシングを利用したことがない人よりも、過去に利用したことがある人で、延滞せずにしっかりと返済を続けた場合の評価は高くなります。
借りられたとしても希望限度額の確保はできないかも・・・
消費者金融系のキャッシングローンなら派遣社員やパート、アルバイトでもOKというところはたくさんありますし、消費者金融系より審査は厳しくなりますが信販系のカード会社でも利用できるところもあります。
ただし、審査に通ってキャッシング利用が可能になったとしても限度額が低く設定されることがほとんどです。
やはり今後の返済能力などを考えると、キャッシング会社としても限度額を大きく設定することを避ける傾向があります。
実際に自分がいくら必要なのか、ただ困った時の保険として所有しておきたいのかによっても申し込むかどうかは違ってきますが、あまり大きな額を期待はできないということを頭に入れておいたほうがいいでしょう。