もしもキャッシングの返済をしないとどうなるの?
キャッシングの返済がされなくなった時のキャッシング会社の対応について
借りたものは返すことは当然のことですが、もしキャッシングしてそのまま返済をしなかった場合は次のような対応がとられます。
数日返済が遅れている場合
まずは、キャッシングした分に対しての約束された返済期日を守っていないということで、ペナルティが発生します。
このペナルティは「遅延損害金」という罰金ともいえる形となって遅れた日数分返済するべき金額に加算されます。
その後、数日後にキャッシング会社から返済を催促する電話連絡が行われます。
電話連絡で怒られてしまう?
中にはうっかり返済を忘れてしまった!という人もいるかもしれませんので、あくまでもキャッシング会社の対応は丁寧です。
仮に電話を掛けた時に本人が留守で連絡が付かなかった場合など、家族に自社名などを告げることはされず個人名を名乗りますのでキャッシングの事実が家族にバレてしまうということはありません。
それでも返済がない場合は郵送にて連絡が来る
電話でも連絡が付かない、連絡が付いて返済を催促したのに返済がされない場合は自宅に「督促状」という形のものが送付されます。
さらに返済がない場合は直接キャッシング会社の職員が自宅を訪問して来ます。
ドラマみたいな恐ろしい取り立てに合う?
自宅訪問というと、ドラマなどで見るような怖い取り立て屋を想像してしまうかもしれませんが、そういったことはありません。
訪問時間は一時間までと決められていますし、訪問できる人の数も二人までと決まっています。
また、午前8.時以前や午後9時以降の訪問や電話連絡を行っていけないことになっています。
いよいよブラックリストに載る自体に発展
ここまでの段階で返済をすれば別ですが、それでもまだ返済をしない、催促を無視した状態が続けば信用がない人と判断され「信用情報機関」に「事故履歴」として登録されます。
このことを一般では「ブラックリスト」と呼んでいる人も多くいます。
ブラックリストに載ってしまうまでの期間はおよそ2か月から3か月です。
他のキャッシング会社からお金を借りようとしても借りられなくなりますし、新しくクレジットカードなどを作ることやローンを組むことも出来なくなります。
ついには借りたお金を一括で返済することを要求されてしまう
これまでの流れを終えた後に待っているのは、借入残高の一括請求です。
借りた分全部返してくださいと言われてしまいますが、一か月分の返済ができない人が一括で支払えるわけがありません。
その場合は給料などの差し押さえが行われます。
差し押さえは法的に認められた手段です
給料が全額なくなったら生活できなくなる!と思うかもしれませんが、あくまで法的手段です。生活の維持ができるように差し押さえができるのは給料の4分の1までと決まっています。
複数のキャッシング会社の返済を延滞している場合でも、給料の全体の4分の1までの差し押さえが行われます。
このようなことにならないように、キャッシングをしたら約束の日にしっかり返済していくことが大切です。