もしも『申し込みブラック』になってしまった時はどうすればいい？
何故か審査に通らないという場合は『申し込みブラック』になっているかも
キャッシングの申し込みを短期間に複数行うこと、一般的に呼ばれている『申し込みブラック』という状態になります。
他のキャッシング会社からの借入返済が遅れているわけでもなく、多重債務というわけでもないのに何故かどのキャッシング会社に申し込みをしても審査落ちという結果が出る場合は自分が申し込みブラックになっていないかを疑いましょう。
短期間に同時の申し込みは危険
キャッシングの申し込みを行う際、一社申し込んでダメだったからと次々に申し込むと申し込みのあったキャッシング会社に警戒されます。
キャッシング会社が共有して確認することができる信用情報機関には、キャッシング会社に申し込みがあった事実、そして審査の可否が記録されます。
申し込みブラックになってしまった時の対処方法
申し込みブラックになったと疑われる状況の場合は、信用情報機関の申し込みをしたという情報消えるまで新しくキャッシング申し込みを行わないようにしましょう。
キャッシングの申し込みを行った場合、キャッシング会社は必ず信用情報機関でその人の情報を照会します。
一定期間を待たずに申し込みを行うことで、いつまでたっても申し込みをしているという事実が消えることがなくなってしまいます。
信用情報機関に登録された申し込みの事実が消える期間の目安
信用情報機関であるＪＩＣＣの場合は、申込日から6か月を超えない期間、そしてＣＩＣの場合は照会日より6か月間、また、全国銀行個人信用情報センターの場合は当該利用日から6か月を超えない期間となっているため、目安は半年でしょう。
もし本当に申し込みがあったという情報が消えたかどうか知りたいという場合は、各信用情報機関へ開示請求を行うことができます。
小規模な消費者金融である街金なら審査に通る可能性がある
しかし急な出費で急ぐ場合など、6か月も待てないということもあるでしょう。
その場合は、小規模の消費者金融、いわゆる街金と呼ばれる消費者金融なら審査に通る可能性はあります。
街金の場合、加入料が発生する信用情報機関に加入していないケースもあります。
そのため、申し込みのあった個人情報と勤務先の確認だけで融資してくれる場合があります。
ただし、街金のデメリットとしは知名度の低さから『ヤミ金』との区別がつきにくいということがあります。
街金なのかヤミ金を判断するには、貸金業者の登録が行われているか、そして貸金業法で定められた年率20％という上限金利が守られているか、契約書の内容に不審に思える点はないかなどを確認しましょう。
